マッチレポ2017×Jリーグ

ネルシーニョに仕組まれた膠着状態と、無常と向き合うサンフレッチェ広島【サンフレッチェ広島対ヴィッセル神戸】

ルヴァンカップを華麗にスルーして、Jリーグをば。 サンフレッチェ広島は初見。まさかの降格圏に位置している。元祖ミシャ式のサンフレッチェ広島が降格圏で、現在進行系のミシャ式の浦和レッズが上位にいるのは、なかなか趣深い現象だ。浦和レッズの引き抜...
マッチレポ2017×Jリーグ

この試合のセレッソ大阪は良かったのか、悪かったのか【柏レイソル対セレッソ大阪】

さて、久々の更新はJリーグから。BSや地上波で放送をしたJリーグの試合は見逃さないキャンペーンを再開。セレッソ大阪は2度目、柏レイソルは初見となる。山村のトップ下(ほとんどフォワードだけど)起用や清武の復活などゆっくりと試行錯誤の末に結果が...
マッチレポ1617×リーガエスパニョーラ

収斂していくレアル・マドリーとバルセロナ【レアル・マドリー対バルセロナ】

あくまで自分の中では、という話になるのだが、クラシコを相反するスタイルのぶつかりあいと認識していた。そのように認識したきっかけは、グアルディオラ対モウリーニョの時代の印象が強いからだろう。バルセロナのポゼッションサッカーに対して、レアル・マ...
マッチレポ1617×チャンピオンズ・リーグ

誤審の裏で起きていた、対象的なジダンとアンチェロッティの采配対決【レアル・マドリー対バイエルン】

ファースト・レグを振り返ると、ハビ・マルティネスの退場がきっかけとなり、レアル・マドリーが逆転に成功した試合となった。バイエルンは自分たちの型をレアル・マドリーに押し付けることができていたけれど、レアル・マドリーの同点ゴールから歯車を狂わせ...
マッチレポ1617×チャンピオンズ・リーグ

守備の基準点を相手に複数用意したときと、ひとつしか用意しなかったときの違い【モナコ対ドルトムント】

両チームのスタメンはこちら。 最初に、ファーストレグの内容について振り返っていく。ドルトムントの3バックによる前進に対して、序盤から様々な策で対抗するモナコ。3トップで3バックを抑える策で落ち着いた。モナコの同数プレッシングに対して、ドルト...
マッチレポ1617×チャンピオンズ・リーグ

個の優位性以外の策の大切さと、6バックは流行するか【バルセロナ対ユベントス】

バルセロナのスタメンは、シュテーゲン、ジョルディ・アルバ、ウムティティ、ピケ、セルジ・ロベルト、ブスケツ、イニエスタ、ラキティッチ、メッシ、スアレス、ネイマール。ブスケツとジョルディ・アルバが、スタメンに返り咲いた。パリ・サンジェルマンとの...
マッチレポ1617×チャンピオンズ・リーグ

アトレチコ・マドリーの過去と向き合うレスターと、似た者同士でも目にうつしてきた景色の違い【レスター対アトレチコ・マドリー】

レスターのスタメンは、シュマイケル、フクス、ベナルアン、モーガン、シンプソン、ドリンクウォーター、ディディ、マフレズ、オルブライトン、岡崎、ヴァーディ。セカンド・レグの会場は、キングパワースタジアム。昨シーズンから始まったおとぎ話が、この試...
マッチレポ1617×チャンピオンズ・リーグ

4-4-xシステムを破壊するアトレチコ・マドリーの仕組み【アトレチコ・マドリー対レスター】

アトレチコ・マドリーのスタメンは、オブラク、フェリペ・ルイス、ゴティン、サビッチ、ファンフラン、ガビ、サウール、コケ、カラスコ、フェルナンド・トーレス、グリーズマン。チャンピオンズ・リーグの決勝戦にたどり着くものの、なかなか優勝できないシメ...
マッチレポ1617×チャンピオンズ・リーグ

全てを破壊したレアル・マドリーの同点ゴールと、それでも試合を壊させなかったノイアー【バイエルン対レアル・マドリー】

国内リーグは独走状態のバイエルン。2位がライプツィヒ、3位がホッフェンハイムという時点で、優勝争いを繰り返していくようなライバルチームは国内にいないといっても良いかもしれない。そうなれば、自然と興味はチャンピオンズ・リーグにうつっていく。そ...
マッチレポ1617×チャンピオンズ・リーグ

モナコの変幻自在のプレッシングと攻守の問題を同時に解決するトゥヘルの修正【ドルトムント対モナコ】

リーグ戦の優勝は限りなく不可能になってしまったドルトムント。残った注目ポイントは、チャンピオンズ・リーグでどこまで生き残っていけるか。怪我人が続出しているが、様々なシステムやポジションでプレーさせてきたトゥヘル監督の起用法によって、何となく...