日本対スコットランド ~今まで通りの日本代表の表情・景色~

森保×日本代表

はじめに

拝啓

みんなお元気ですか。

雨に降られて風邪をひきました。あいかわらずぼくは何とか大丈夫です。よく休んだらきっと良くなるでしょう。そんな日々です。

週刊でブログを更新するぜ!と叫んだものの、強制イベントに突入してしまいました。たまたまですが、年度末の今日をもって、強制イベントの99%が終了しました。これで週刊に戻すことができるぜ!と意気揚々な気分です。でも、Twitterで記事にするのも一興なんですよね。

というわけで、初手はスコットランド戦です。フットボリスタのおかげで延々と続けてきた日本代表のマッチレポを途絶えさすことなんてできない!という継続は力の意味を知ったまでです。

チーム森保らしい立ち上がり

日本のスタメンは、ザイオン、渡辺、瀬古、伊藤、チマ、碧、鈴木唯人、佐野弟、菅原、前田、後藤。怪我人を理由としても、これまでの日本代表のスタメンで貢献してきた選手は少ない。鈴木と伊藤はリハビリの要素が強く、他の選手は「さあ、どれだけできるか証明してクレヨン」状況と言えるのではないだろうか。

語弊のある言い方をすると、Bチームを並べたときの日本代表は少しヘンテコな時間を過ごす傾向にある。どういうプランだったんですか?阿吽の呼吸でどうにかしているんですか?を聞きたくなるような内容だ。というわけで、スコットランド戦もこれまでの日本代表の試合で繰り返されてきたような試合内容となっていったことは偶然ではなく、必然だったのだろう。

スコットランドがミドルプレッシングとボール保持を志向したこともあって、日本はハイプレッシングとボール保持が試されるかみ合わせとなった。

スコットランドのボール保持は【4231】をベースとしていた。トップ下のマクトミネイ、両サイドハーフを+1とする作戦でビルドアップのゴールをみつけるギミックとなっていた。

日本は佐野弟を前に上げ後藤と横並びなる場面もあれば、後藤は相手のセントラルハーフを優先し、鈴木唯人と佐野弟が相手の2センタバックにプレッシングをかけるような雰囲気だった。配置がかみあっていない関係で、日本は前田と菅原が相手のサイドバックに対して、根性のスライドを何度も見せていたことが印象に残っている。

日本のプレッシングの配置を【442】と表現したくなるところだが、悪い意味で曖昧さが残っていた。前田と菅原の位置を比べれば、左肩上がりの印象は強かった。それでも、後藤の役割に対して、鈴木唯人はどう振る舞うに怪しさが見られた。このあたりは新参者ゆえの苦悩と言えるかもしれない。

ゴールキックからの地上戦を目指すスコットランドだが、日本のハイプレッシングに対して出口が見つけられそうもない展開ではロングボールを選択。ダイクスやマッギンはスタンドアローンでもボールをキープできることもあって、日本は少しだけ嫌な雰囲気となっていく。

守備の基準点がはっきりしない状態では、相手につけいる隙を与えてしまうことは日本代表の悪い癖と言えるかもしれない。実際にスコットランドがハイプレッシングで試合のテンポを上げてきた後半には押し込まれる展開となってしまっている。

日本のボール保持では、3バックを維持しない形で行われた。スコットランドがハイプレッシングを行わなかったために、ザイオンがエクストラの形で関わることはほとんどなかった。なんとなくその準備をしていた気配はあったけれど。

どちらかといえば、菅原と伊藤がサイドバックのように振る舞う形が多かった。特に菅原は大外のウイングとしての振る舞いを期待されていたように感じする。鈴木唯人がサイドにはるよりも、内側の住人を鈴木唯人にやってもらったほうがいい。鈴木唯人は相手のブロックの内側と外側を行き来することを好んで行っているように見える。特に外側でのプレー機会を増やしすぎなところが玉に瑕か。

センターバックがオープンな形でボールをもっても、ロングボールでしか状況の改善が行われないところが切ないところである。相手をひきつけて味方に時間とスペースを与えるよりも、立ち位置の変化によって、時間とスペースを手に入れた選手を発見することのほうが断然に多い。

そのために、田中、チマコンビは動きに動き、日本代表の恒例移動となっているシャドウの選手がサイドに降りてくるデ・ブライネムービングが時間とスペースを手に入れる手段となっている。しかし、シャドウの選手がサイドに降りれば後藤周りが孤独になってしまう。このあたりの誰かが移動したら誰かが席を埋めては、どちらかといえば、阿吽の呼吸やコンビネーションに頼っている事が多い。

そのため、中央ワンツー大会からの中央突破や中央を見せてからのサイドクロス大会が日本のボール保持の結末となっていた。サイドを起点とする場面はあまりなかったと記憶している。三笘と堂安をサイドで起用する意味を考えると、物足りなさが募る前半戦となった。

田中碧のバー直撃やザイオンのスーパーセーブがあったことを考えると、スコアレスであったことは妥当な結果と言えるかもしれない。

後半になると、選手の交代が続く。谷口と鈴木淳之介が3バックに登場し、シャドウに三笘が登場する。最近は三笘をシャドウの位置で使う場面が増えたような気がする。

谷口と鈴木淳之介が加わったからというよりは、田中碧とチマに列を下りすぎないように指示が出たように感じする。前半は4バックの香りがしたが、後半は紛れもない3バックでビルドアップをする日本であった。そんな変更とともに、スコットランドがハイプレッシングに出てきたことで、日本は慣れるまでの時間でスコットランドに主導権を渡すことになった。

時間の経過とともに、スコットランドのハイプレッシングをかわせるようになってくると、堂安、中村、伊東、上田とお馴染みのメンバーが揃っていく。ウイングバックに中村と伊東、シャドウに堂安と三笘となった。このあたりの編成はフレキシブルになってきた印象である。

一方で、本当の解答はどうなるねん!とも。伊東と中村はボールを持ったときに強烈なことは言うまでもない。三笘もサイドに流れてボールを受けるのが楽しそうであった。ただし、ゴール前から人がいなくなる問題はあるといえばある。解決するためには常駐させればいい、というわけで、塩貝が登場。中盤は鎌田に丸投げ。実際にスコットランドが元気だったら守備の怪しさをつかれていた可能性が高い。でも、終盤の若干の無秩序状態では大丈夫という賭けだったのかどうか。

終盤に日本は見事な崩しからゴールを決めきり試合を勝利することとなった。それでも前半のどうしたらいいねん感やシャドウやセントラルハーフの位置的優位への依存、ゴール前のスタンドアローンをどのように解決するかは、本番までの楽しみにあるか、このまま突撃になるのだろう。

ひとりごと

今日はイングランド戦。イングランドがどれだけの雰囲気で挑んでくるか、楽しみなんだぜ!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました