チーム森保の備忘録(中国戦、サウジアラビア戦)

森保×日本代表

「さて、今日はチーム森保について備忘録を残しておきたい。遠い未来になって振り返ることができる何かを残しておきたい気分なのだ」

「で、今回はこの2連戦について感じたことをつらつらと書いていきたい」

「書いていきたいと行っても、footballistaのWEBで書いてしまっているのだけどな」

「有料なところが心憎いのだけれど」

「バラ売りにも対応してもらいたいところだけどな」

「と、くだらない話はおいておき、チーム森保について考えていく」

「懸命な読者の方ならお気づきだと思うが」

「ここまでは前回のコピペとなっている」

「ちなみに備忘録のくせに前回のベトナム戦とオマーン戦をすっとばしている」

「あいも変わらずフットボリスタさんで書かせてもらっている代表シリーズなので」

「そちらで御覧ください」

「リンクはこちら

「シリーズで読むとなかなかおもしろいかもしれませぬ」

「で、こちらで何を書きたいか?というと編集後記のようなものである」

「編集はしていないけどな」

「最初にメディアの雰囲気について書いていきたい」

「実はサウジアラビア戦以降、日本は連勝街道をまっしぐらしている」

「オーストラリア戦で守田、田中を起用した[433]がはまったこともあって、森保監督の評価も以前と比べると良くなっている気がする」

「最終予選で連勝街道にいるならば批判をすることも難しいような気はするけどな」

「それゆえに中国戦のあとでは長友が偉い叩かれていた」

「チームの仕組み的にしょうがないやろ!と擁護していた人は少なかったな」

「監督が叩けないなら選手や!ってことなのかもしれないし、長友がメディアから嫌われているのかもしれないし」

「メディアから嫌われるような人には思えないけどな」

「ツイッターできいたところ、世間が長友が良くない→じゃ、その記事を書いたらみんなが共感してくれるしPVも上がるからメディアも相乗り説がもっともしっくりきたな」

「長友に触れないと負けみたいな」

「嫌な時代だな」

「で、中国戦では長友がなかなか良く、ライバルの中山雄太が良くないと手のひら返しをさせるような流れとなり」

「メディアも含めて困ったような展開になるし、長友さんの奥さんもツイッターで出てきたからな」

「ま、いろいろあったな」

「さりげなく鎌田が代表から姿を消し、柴崎もベンチに座っていて序列が大きく変わった感はあるな」

「次に森保監督について考えていきたい」

「オリンピック時代から[4231]を重用してきたが、負けたらゲームオーバーのオーストラリア戦で[433]の採用と守田田中の起用を決断して一気に流れをつかんだ感がある」

「思い出すことはあれだな、南アフリカの岡ちゃんの転向だな」

「通称・岡ちゃんの呪いによって、本田圭佑サーガが始まったと」

「本田圭佑サーガについてかんたんに考えてみたい」

「第一部は南アフリカ。おれたちは下手くそなんだと4141で撤退&ウイングは死ぬまで走れサッカーで決勝トーナメントに進出する」

「第二部はブラジル。おれたちは下手くそじゃないと、ザッケローニと議論を重ね、自分たちのサッカーを邁進するものの、最終的にザッケローニもご乱心を迎え大惨敗となる」

「第三部はロシア。おれたちはあんなもんじゃない!とアギーレと走り始めるが、ハリルホジッチが登場。何いうてんねん、強度ましましやろってことで自分たちのサッカーを取り上げられた結果、最終的に西野監督が登場し、自分たちのサッカーみたいなもので結果を残す」

「スターウォーズか」

「かもしれんな」

「ただ、最終的に森保監督のサッカーも[4141]で撤退&ウイングは死ぬほど走れに回帰しているところはなんの因果やろうな」

「話をもとに戻そうと思う」

「[4231]では無に近いようなチーム森保だったが[433]になった途端にチームが意思を持っているように見える」

「その理由はとうとう森保監督が動いたためだろうか」

「別に今までも動いていなかったわけではないと思うけどな。そして別に動き方を変えたわけでもないとにらんでいる」

「その心は」

「静的な配置でどうこうは、それなりに力が必要とされるねん。日本ではぶっちゃけ難しい。つまり、列やレーンを移動する選手がどうしても必要となってくる」

「本来はサリーなしでボールを運ばないといけないけど、今は運べそうもないからサリーするみたいなことか」

「で、[4231]だと、列やレーンを旅できる人が柴崎くらいしかいなかった」

「なるほど」

「[433]だと、守田田中が旅をできる」

「さらに遠藤もノリで守田田中とあわせることができる、というよりは、遠藤に対して守田田中があわせることができる」

「柴崎に遠藤があわせるってのもあれだからな」

「サウジアラビア戦のファーストレグを思い出すと、鎌田はこのノリについていこうとしていたのかもしれない」

「でも、トップ下の選手にやらせるくらいなら、インサイドハーフの選手を起用したほうが良さげ、というのは論理的で」

「さらにウイングの選手を前に残してカウンター、外切りプレッシングでインサイドハーフのボール奪取能力にかけることを考えると」

「急に論理的になったな」

「本大会までとっておきたかった可能性もあるけど、背に腹は代えられないからな」

「伝家の宝刀は[3421]の可能性も残っているけどな」

「ついでにトップ下がいなくなったことで、孤立した大迫もレーンを移動することで本来の良さを取り戻している」

「大迫の位置に応じて、守田田中は空気を読むことができるからな」

「つまり、選手の相互作用で良くなったと考えるわけで、森保監督が急に細かい戦術を落とし込むようになっているとは少し思えない」

「このあたりは勘だけどな」

「本質的にはやっていることはオリンピック時代から変わらないけど、空気を読める選手が複数起用されたことで相互作用が機能するようになったというか」

「その決断は見事だったな」

「ただ、もう変身を残していないような来てしまうところが心残りで」

「どうなるかみてみよう案件だけど、最終予選は[433]を捨てないだろうな」

「最後になにか言い残したことはあるか」

「無料で読めるものも頑張って書いていきたいです」

「がんばれ」

「がんばります」

コメント

  1. ふりっと より:

    Numberでの田中碧のインタビューによると、DFラインからのビルドアップで3対2の局面を作り続けてサイドから崩せるように、CBやSBに動きやボール運びを田中碧や守田が要求し、自分たちの居るレーンを細かく調整しているらしいです。

    つまり、森保監督は、川崎フロンターレが育んだ欧州基準のポジショナル・フットボールを理解した人材の恩恵を幸運にも受けているだけであり、監督本人は運用できる能力を有していないということです。

    アジア地区では日本の選手層がトップクラスですが、W杯本大会では逆に下位レベルです。東京五輪で対戦したメキシコチームの日本人分析官からも「日本のやり方は決まりきっていると、わかっていた」と言われた監督の手腕では、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けあり」になりそうです。

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