「さて、3連続のラストやな」
「せっかくなので、見終わったら速攻に書くようにしようと思う」
「ただ、見終わるのが夜遅いからな」
「海外サッカーについても書いていこうと思う。これから見るものに関しては」
「で、今回は浦和対FC東京だな。リカルド・ロドリゲスを連れてきた浦和レッズを中心に見ていきたいと思う」
「昨年にリカルド・ロドリゲスが率いていた徳島の記事がこちら」
「この記事を今日明日で無料公開したら、浦和レッズサポが大挙しそうだけどな」
「こちらも有料なので、こいつ、徳島の試合をみていたんだな、という証拠くらいに捉えてくださないなと」
「では、試合に話題を移していくとして、浦和レッズが勝っていたら何となく大騒ぎになるような試合だったな」
「それだけ新生浦和レッズの姿が印象的な試合となった」
「FC東京が引き立ててくれた要素もあるな。無論、引き立てる予定なんてなかったと思うけど」
「リカルド・ロドリゲスはボール保持をベースとしたサッカーをしている。で、昨年の浦和レッズはボールを保持することもままならなかった印象だ」
「どっちかというとハードワークとか442プレッシングとかそっちの物語で語られることが多かったな」
「で、監督が代わって選手も入れ替わってどうなるよ?というと、昨年の徳島のような試合がもう表現できていた」
「はやいな」
「優秀な監督はすぐにチームを変えることができる説、時間がかかるなんて嘘説という説を唱えているので、それが証明されてよかった」
「チェルシーのトゥヘルもあっという間だったからな」
「だけど、勝てるかどうかは別だけどな」
「ドライだな」
「で、浦和のサッカーを解剖していこうと思うんだけど、」
「ビルドアップ隊は2CBとCH+SB、もしくは小泉」
「大外レーンとインサイドレーンはSBとSHで担当する。汰木と山中はレーンを交換する場面が多く、個人的に汰木がインサイドレーンであんなに自分らしさを発揮できるとは思わなかった」
「右サイドの宇賀神と明本は、明本が特に面白かった。中央で困ったときの的になっている杉本健勇が空けたエリアへの侵入は彼が行ってくれる」
「つまり、レーンチェンジと言う名の役割を交換することが前線の選手で可能!という事実はかなり大きい」
「そして最大の発見が小泉だな」
「昨年の徳島のサッカーで個人的に最も興味深かったときの配置が4-5」
「4(ビルドアップ隊)-5(5レーンを埋める隊)だな。」
「君のような勘のいいガキは嫌いなんだが、ひとり足りない」
「しかし、4人でボールを運べるし、5人でレーンは全部埋まる」
「で、登場するのがフリーマンこと渡井となる」
「この役割はあらゆる場所で+1になることで、相手の守備の基準点を狂わせ、ときにはボール保持の継続、ボール保持の方向の変化、そして突破をサポートする役割となる。ボール保持による試合支配において、超重要な役割となる」
「この役割を小泉が普通にこなしていた」
「ああ、昨年の徳島のサッカーを浦和でもできるんだな、と感動を覚えた瞬間だったな」
「トップ下の選手としてはゴールに絡むプレーが少なめになるので、評価点が辛くなるのは理解はできる」
「ただ、与えられた役割が違うというか。メインはそっちじゃないというか。ただゴールに突撃もできるようになれば、もう化け物になってしまうな」
「サイドでアイソレーションに期待するよりは、レーンチェンジをしながらのコンビネーションも期待はできそう」
「つまり、徳島のサッカーをベースにして、浦和色に変えようとしているのは間違いない」
「完コピでなくて、しっかりとリメイクしているのが頼もしいな」
「そして、すったもんだがありまして、めっちゃ怒られたであろう杉本がめっちゃ走っていた」
「FC東京もびっくりしたに違いない。浦和がこんなに走るのかと」
「俺たちはまだコンディションも揃っていないのに、みたいな」
「だったら試合に使わないという選択もあるが、それはそれで大変なんやろうな」
「この流れでFC東京について少し」
「ボールを奪うのにかなり体力を奪われた印象だった。もちろん、奪ってカウンター!なんて場面も何度か見られたのだけど、効率は悪かった。で、後半に押し込まれる展開となった」
「それでも同点に追いつくんだから凄いな」
「森重のアンカーをまたやるかもしれんな。DFラインより前にいたほうが森重の声も届くやろ、もっと追えや!って」
「声だけの問題ではもちろんないけれどな」
「ただ、後半に登場した田川なんかは狂ったように走っていたから、走れる選手を使うってのもありだったのかもしれんけどな」
「あのまま負けていたら、まじで絶望だったと思うけど」
「そのあたりをハセケンがどう考えているかは興味深いな」
「それは次のスタメンでわかるやろう、という意味では、次の試合のFC東京はちょっと興味深いな」
「話を浦和に戻すと」
「アイソレーション要員で田中達也、関根もいるし、興梠、西もいるし、実は最も賢いサッカー選手なんじゃないかなと勝手に思っている武藤もいる」
「ついでにセントラルハーフも溢れてる」
「ただ要注意なのが、自分の中で、浦和のハードルが下がりに下がっていたので、大絶賛しているわけで」
「勝てるかどうかは別、ということはご承知ください」
「でも、わけのわからないサッカーをすることはなさそうだなという保証はできますので」
「ではまた」
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