2018-04

独り言

第5回“Duel”=「決闘」をめぐる話 パリ・サンジェルマン U-12コーチからの手紙

■1対1はなぜ「決闘」なのか?今回は“Duel”(「デュエル」と読む)という言葉を皆さんに紹介する。二者、つまり1対1の戦いの意味で、日本語に訳すと「決闘」である。フランスサッカー界では、1対1のシーンで、この決闘を意味する「デュエル」を用...
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第4回 フランスの子供たちへのメッセージ パリ・サンジェルマン U-12コーチからの手紙

ここ数年、フランスサッカー協会が毎シーズン子供たち(6歳~12歳)に向けて配っているあるパンフレットがある。サッカーとどのように接していけばよいかのすすめ、手引きのようなものだ。これは本来は子供向けだが、内容をよく読むと、少年少女サッカーに...
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パリ・サンジェルマン U-12コーチからの手紙 第3回「La conservation du ballon(ラ コンセルバシオン デュ バロン)」

■言葉の背景前置きを少し。言葉は動作を行うベースである。例えば、キックをしましょうと脳から命令されて、手でボールを投げる選手はいるまい。もちろん、試合中にはほとんど考える暇もない場合が多く、「よし、二アポストへ、スライディングヘッドだ」とい...
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パリ・サンジェルマン U-12コーチからの手紙 第2回「パリ・サンジェルマンU-12事情」

今回は私のボスである、パリ・サンジェルマンU-12部門責任者ジェローム・クラン氏との会話を楽しんでいただく。木曜日の夜、練習が終わって、ジェロームも私もクタクタに疲れていたが、サッカー談義、こと自分たちのチームの話になると時間も忘れてつい話...
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パリ・サンジェルマン U-12コーチからの手紙 第1回「コーチに就くまで」

以前、本サイトでドイツコラムを執筆していただいている湯浅健二氏から、ある人物を紹介された。その人の名は樋渡群(ひわたし・ぐん)。今季からフランスの名門パリ・サンジェルマンのU-12コーチに正式に就任している。早速コンタクトを取ってみると、日...