2015年Jリーグ順位予想(1stステージだよ)

独り言

エル・ゴラッソのJリーグ選手名鑑を手に入れた。みんながすなる順位予想といふものをらいかーるともしてみむとてするなり。今季からJリーグは一年を通じたリーグ戦ではなく、懐かしのサントリー、ニコスシリーズ時代に戻っている。1stシリーズを予想する上での注意事項は、日程だ。ACL組は超過密日程になる。いくらターンオーバーをしたところで、チームの欠かせない選手は試合に出場し続ける運命。その影響は計り知れない。そして、1stシリーズは6月末に終わる。つまり、ぎりぎり夏前に終わるということがポイントだ。

優勝:川崎フロンターレ

上位からACLを除くと、必然的に消去法で川崎フロンターレ。パウリーニョを放出し、我が道をさらに邁進する風間式Footballの破壊力は言うまでもなく。今まで以上に肉を切らせて骨を断つ大作戦を決行するのだろう。守備の不安定さがシーズンを通じて足を引っ張るのは言うまでもないが、そのシーズンが短くなると、もしかしたら走りきれてしまうのではないかというポジティブさに変換されるから不思議だ。また、やっててよかった風間式の影響で中野、車屋など、筑波大学から逸材を獲得している。谷口、森谷もその手口だけど。初期の息子の獲得は何だったのかと頭をはてなマークが漂うが、1stシリーズは大チャンスだと思うよ。キーマンは中村憲剛。

二位 ヴィッセル神戸

昨年に1stシリーズがあれば、4位だったヴィッセル神戸。徐々に疲労、怪我、他のチームのスカウティングによって、順位を落としていったが、今季はスカウティングマシーンことネルシーニョが監督に就任。もともと前線はブラジル人だらけのチームなので、コミュニケーションは特に問題あるまい。繋ぐことはできるヴィッセル神戸だったので、数合わせの3バックなどを得意としているネルシーニョによって、戦術の幅がさらに広がることは間違いない。補強も泣き所の左サイドバックに安田、CBに高橋祥平、あだ名が風神になりそうなフェフージンと楽しそうなメンツが揃っている。ACL組が出遅れるなら、この順位は有り得る話だと思うよ。キーマンは森岡。

三位 FC東京

昨年はディアゴナーレを日本人は知らないの?知っているの?紛争を東京の西で繰り広げていたFC東京。紛争の結果がどうなったのかは恒例の中位で終わった現状を見ると何とも判断がつかない。でも、昨年の紛争により、今季は頭から僕たちはディアゴナーレを知っている状態で試合に臨める。次の紛争相手は気がついたら中位にいたでござる!というチームのカラーとの対決。たぶん、この対決には負けるのではないかと予想。1stシリーズは上位だけど、ACL組が帰ってくる2ndシリーズは苦戦すると思うよ。なぜかって?そういったチームに染み付いた大事な試合でことごとく負ける現象を脱するには監督を変えるか、チーム全体に影響力を与える選手を入れるかしかない。そんな選手獲得していないからね。キーマンは高橋秀人。彼がそういう選手になれれば、戴冠もありえるかもね。

四位 名古屋グランパスエイト

昨年に2ndシリーズがあったら、、、と妄想したくなるチームにノヴァコビッチが登場。ケネディ、玉田の移籍により、一時代の終わりを感じさせる。だが、気がついたら、ノヴァコビッチ、川又、永井、レアンドロ・ドミンゲスと前線の役者は揃いすぎているくらいだ。あとはダニルソンのやる気次第。そして、闘莉王の尽きないモチベーション次第。懸念された左サイドバックに誰も獲得しなかったようなので、この問題を西野監督がどのように考えているかは非常に気になる。それとも本多の覚醒の予感でもあるのだろうか。というわけで、キーマンは本多。でも、左サイドが死んでいても前線がどうにかしてしまいそうな計算が立ちそうなのがこの順位にした理由。

五位 アルビレックス新潟

まだ出てこないですか、ACL組。こちらも昨年の後半戦の印象がよいアルビレックス新潟。もうちょっと上位もあるかもしれない。磐田からの脱出組を中軸に添え、監督も磐田脱出組と磐田の支部のような気配がするが、磐田さんは以前行方不明。昨年は相手に対して、自分たちのやりたいことをピッチの上で見事に表現するが、点が入らないという切ない状態だった。今季もその相手を無視していない自分たちのやりたいことをピッチの上でできることは間違いない。あとは、点を決めるべき、指宿、ラファエル・シルバ、脱出組の山崎、そして困ったときのセットプレーでごまかせれば、面白くなると思う。スタートダッシュに成功すれば、逃げきれるかもしれないぜ。キーマンはストライカーの覚醒待ち。だれでもいいから点を決めてくれ。

六位 湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレがこの順位だと?その理由は日程だ。1stシリーズは夏前に終わる。6月は暑いけれど、夏よりは暑くない。走るには最適。走るサッカーは徐々に勢いを失っていく。暑さとともに。というわけで、湘南ベルマーレは1stシリーズがマジで勝負。ここで結果が出ない→チーム全体が切ない状況になる→暑くなってくるのスパイラルに陥ると、ゲームオーバーになる可能性が高い。耐えがたきに耐えられるかどうかの戦いだが、チョウ・キジェ監督が選手の気持ちは上手くコントロールするだろう。今季もゲームオーバーになってしまったら主力の大脱出も間違いないので、湘南ベルマーレにとっては実は崖っぷちの存在証明をかけたシーズンが始まる。キーマンは開幕戦。

7位  柏レイソル

ACL組の登場だ!一番手は柏レイソル。吉田達磨が監督に就任したことで、一部指導者から熱視線を浴びている今季のレイソル。しかし、ACLの初戦でそんな視線を完全にスルーようなサッカーを披露。Can you please fill me in?とついネイティブの英語が飛び出してきそうな衝撃を与えた。基本はボールを保持するサッカーだと思うので、もろもろの弱点は見つかっているけど、上手くごまかすに違いないというと楽観的な希望。得点を取るべき工藤、クリスチャーノ、レアンドロ、武富とストライカーがたくさんいるのはいいことだと思うので、このあたりの順位に落ち着くだろう。セカンドシリーズはACL次第だと思うよ。キーマンは工藤。工藤がセンターのポジションを奪い取れば、みんな幸せになれる。

8位 サンフレッチェ広島

もうちょっと上の順位もありえるけれど、勝負はセカンドシリーズかなと。恒例の浦和への大脱出は石原のみに抑えることに成功したが、高萩のまさかの海外の空気を吸いたいの!という発言に真っ青になるサンフレッチェ広島。しかし、サンフレッチェ広島のスカウト力は異常なので、同じポジションに計算できる工藤と爆発も期待できるドウグラスを獲得。ついでに、甲府から佐々木を引き抜いているあたりもさすが。でも、CBが4枚も必要なのだろうかという疑問は残る。しかし、塩谷がチームに馴染む時間を与えてもらったような時間は今回の3人には与えられていないので、勝負はセカンドシリーズになるのではないか。というか、森保監督に期待するのはミシャ式からの脱却。そろそろ好き勝手にやってもらいたいのだけども。キーマンは森保監督。

9位  横浜F・マリノス

昨年に優勝争いはありえない!とらいかーるとに見事に当てられしまった一昨年の主役こと横浜F・マリノス。その原因のひとつである監督は甲府へ旅立った。そして、まさかのマンチェスター・シティとの提携から、フランス人監督が登場する。突然の近代化に戸惑うマリノスイレブンの面々。こういうときベテランの乱、若手の台頭が起こるものなので、キャプテンがどっちにつくかによって、フランス革命が成功するか否かは決まりそうだ。ただし、欧州を経験している中村俊輔の離脱がどちらに転ぶかはまじで読めない。チームが完成した頃に俊輔が帰ってくれば万々歳だし、チームがまとまらないという状況を、ピッチにいた俊輔が救ってくれるかもしれないという期待もある。近代化との対決にセレッソとベガルタが敗れ、FC東京はまあまあ成功しているので、マリノスも成功してもらいたいのだが。キーマンは近代化を受け入れるかどうか。つまり、気持ち。

10位 鹿島アントラーズ

ダヴィがいない。ACLの不調を考えると、大いに有り得る数字。ただし、若手がACLを経験したことによる覚醒を考えれば、セカンドシリーズに大爆発も起こりえる。あくまで覚醒すれば。ただ、成長見込みでスタメンに起用されているのではないかと感じさせることもあり、競争心とか向上心などの鹿島の伝統がちゃんと引き継がれているかが微妙。だからこそ、柳沢をコーチングスタッフに入れたのではないかと思うけども。さすが優秀なフロント。小笠原の魂を柴崎も継いでいるみたいなので、これがチーム全体に波及すれば、鹿島の時代が再到来することがとっても現実的なお話である。ただし、それはちょっと先のお話か。キーマンは競争力と向上心。

11位 ガンバ大阪

ACLとの両立はまじで困難なのだよ。しかも勝ててないし。それでいて国内では、相手は疲労がないのに、こっちは海外遠征や慣れていないフィジカルバトル。しかも、久々のACLとなると、苦戦、困難は必死。レッツターンオーバーで疲労はなんとかなったが、結果が出なかったでござるではチームの循環も悪くなる。さっさと敗退が決まってしまえば割り切れるのかもしれないが、そもそも割り切るチームでもないので、次のACLの試合がガンバの命運を決定しそうだ。そして、赤嶺と小椋が必要だったのかどうかはとっても疑問が残る。補強するならタスクオーバーの2列目だと思うんだけどね。キーマンは阿部と大森。彼らが倒れた時に長谷川健太監督に新しいアイディアはあるのかどうか。

12位 浦和レッズ

日本代表になるまで成長したのに、海外にいってしまったでござる。通称・長谷部、小野、細貝ショックを経験した浦和は海外に行きそうもないけど優秀な選手をピンポイントでスカウトしてくるという謎のゲームに夢中。大量補強したけれど、今日もセットプレーで負けるいつもの展開により、今季のマイナーチェンジもだから何?と説得力を持たないような状況。すでに3連敗。開幕戦でみんなだいすき山田直輝に決勝点を決められた日にはペトロビッチの首が吹っ飛ぶかもしれない。自力もあるので、セカンド・シーズンは一気にまくってくること間違いなしなんだけど、なんか知らないけど勝てない状況に陥ると、そこから抜け出すことが難しいのは昨年のセレッソや今季のドルトムントが証明している。なので、阿部ちゃんのまずは一勝という言葉の重みを改めて実感するのだった。キーマンはフロント。いつまでこれやるの?

13位 松本山雅

実は試合をみたことがないの。エグいサッカーをすると聞いているので、しぶとく勝ち点を積み上げていくのではないかな。また、地域リーグから上がってきたという夢があるチームなので、そういうチームのモデルケースとして成功して欲しいなーという思いとともに、反町監督の計算がJ1の戦力によって、蹂躙されるところもちょっと観てみたい。ようするに、よくわからんチームです。このチームも耐えがたきに耐えみたいな状況になるのだろうか。キーマンは松本城と浅間温泉。良いところなので、遠征したサポは行ってください。

14位 ベガルタ仙台

アーノルドの乱によって、わけがわからない状況になったベガルタ仙台。なぜか干していた赤嶺によって救われたが、赤嶺もとうとう脱出。金園の獲得で事なきを得たが、で、どうするの?状態。4位になった成功体験を捨てて、自分たちがどのような立ち位置で振る舞っていくかをしっかりと見定めないと、誰も幸せにならないのではないかと勝手に思っている。ただし、今季のほうが迷いないので、あの強かったころのベガルタ仙台が帰ってくる可能性はおおいにある。ただし、この形で結果が出なかった時にまっているのは地獄だ。キーマンは富田。

15位 サガン鳥栖

この順位はなんでやねんと?なんでやねんと言いたいのはこっちだ。なぜ森下仁志を監督にした?スタイルをベースアップをさせるなんてことは考えなくていいのだ!!アレグッリもとい、サッカーの監督はぼくのだいすきなさっかーをチームに強いるものだ。他の人の敷いたレールに乗っかるのもうまい人はいるだろう、果たして森下仁志がそういう監督なのか。そういったレールの上を走ることに疑問を持たない監督だということなのか。というわけで、バレンシアにきたクーマンを思い出させる人事なので、この順位に落ち着いたわけで。キーマンは言うまでもなく森下仁志。

16位 清水エスパルス

静岡の期待を一心に背負う清水エスパルス。静岡に派遣している我輩の仲間に言われると、大榎さんはすごいいい人なんだけどね、、と褒め言葉のないときの常套文句しかきこえてこない。また、吾輩の尊敬するサッカー観戦仲間の情報を聞いても、大榎さんは清水のレジェンドなんだけどねと、、、、中身の無い情報しか帰ってこない。これらがぼくを惑わせる作戦だったら問題ないが、ぼくを騙してどうする。清水界隈の人に聞きたいのはまじでどうなんですか??キーマンが大榎。あと、ユースから面白い選手が出てきているので、若手に期待しています。

17位 モンテディオ山形

プレーオフを勝ち抜いたチームが残留したことはないんだ法則に挑むモンテディオ山形。冬に試合があれば最強の予感だが、冬に試合はない。基本は穴熊殺法にボールを止めるスペシャリスト山岸、前線にはディエゴ、川西を中心とする計算がたちそうでたたなそうな曖昧な選手が揃っている。前線は試合が始まってみなければわからないだろう。ただし、困ったときのセットプレーのキッカーである宮阪くんのJ1デビューなので、ここでごまかせれば法則を打ち破ることができるのではないか。ちなみに、宮阪君はFC東京の下部組織出身です。というわけで、キーマンは山岸、宮阪、川西、ディエゴ。

18位 ヴァンフォーレ甲府

まさかの最下位予想だ。城福が抜けたからか?違う、佐々木がいなくなったからだ!甲府といえば、元祖穴熊発祥の地。しかし、佐々木と青山がいなくなった。畑尾くんには超期待しているのだが、佐々木の穴はまじででかい。そして、前線のトリオがやっぱり定まらない。クリスチャーノ、盛田紛争はどこへ消えた?今季はアドリアーノ、阿部拓馬とあと一人はどうする?状態。ってか、穴熊やめて、アドリアーノと阿部拓馬を並べれば強そうなんだけど、樋口監督がどのような手をうつかも超未知数。チームをいじるのは苦手な印象を持っているので、スタートで何をしてくるかですべてが決まりそうな予感。というわけで、キーマンは樋口監督。マリノス時代に名を上げたのか落としたのかわからない状態ので、ここではっきりさせましょうと。

以上。またセカンドシリーズの予想で会いましょう。

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