「さて」
「日本対ドイツの記事を書いた」
「書いたな」
「今日の午前中に戦術カメラを見ながら書いた」
「途中で試合を映さずに会場で行われているウェーブを映したときは驚いたな」
「会場に降り立った鳩を映した場面も驚いたけどな」
「で、今回は試合を見る見る詐欺の癖に珍しくワールドカップの全チームの試合観戦に成功した」
「ちなみに第2節はそれなりにスルーする予定である」
「なお、テレビにはカタール対セネガルが映っている」
「では、本題に入っていく」
「ちなみに予想が外れても謝る気はない」
「謝罪がブームだからな」
「ただのお遊びなので当たるも八卦当たらぬも八卦である」
「占いみたいなものだな」
「占いの発表に前に気になったイレブンを唐突に発表しておく」
「ベストイレブンではなく気になったイレブンであることを考慮して見てほしい」
「選考基準はえぐいなっと思った選手である」
グループA
「グループAはエクアドルとオランダで決まりだろうな」
「試合の結果まんまやんけ」
「エクアドル対オランダは要チェックな試合になるとは思うが、、オランダの試合が面白かった」
「どんなところが面白かったんだ?」
「グループリーグの決戦を見ていて、リスク・マネジメントを丁寧に積んでいるチームが多くて」
「なるほど」
「攻撃の枚数をかけるのは後半から、というチームが多い」
「オランダはそれを戦術で実行し、セネガルの良さを徹底的に消しながら試合を展開していった」
「エクアドルを相手にどんなハメ技を使うかは気になるところだな」
「ファン・ハールの寝技に期待といったところで」
「アヤックスはあんなに浪漫にあふれているのに代表はそうでもないということか」
「エクアドルは正統派に整理されていて、セネガルはそれに比べると、古き良きアフリカのチームという印象を受けている」
「ハマれば強いし、脈絡のないプレーをしてくるので、エクアドル対セネガルは激戦必死になりそうだな」
グループB
「次はグループBだな」
「イングランドのマンチェスター・シティ感のようでそうでない感じが面白かった」
「それはフォーデンとグリーリッシュが出てきてからの話だろう」
「イングランドはちゃんとしているのだけど、各々が責任を引き取れそうで引き取ってくれない」
「その代わりに誰かが分身したり個で帳尻を合わせたりするのだけど」
「それが上手い選手がシティ組に多いという話で」
「マウントもべらぼうに賢いんだけど」
「グリーリッシュ、フォーデン、マウントをなんとなく並べてみてほしい」
「完全に個人の趣味だな」
「アメリカは猪突猛進型で」
「猪突猛進型も今大会は多いイメージがある。ギアが全開でないとしても相対的にギアをあげすぎだろいうチームもある」
「パッと思いつくのがアメリカ、カナダ、フランス、ポルトガルだな」
「ドイツもそれにいれてもいいかもしれん」
「イングランド対アメリカは超注目でアメリカの猪突猛進をイングランドがまったりできるかは試されている」
「ケインに放り込めばいいだろ感もあるけどな」
「ビルドアップにはマンマークの時代において、相手のセンバと殴り合いができる選手は貴重だから」
「ウェールズとイランはちょっと辛そうなイメージだな」
「イランは初戦の大敗を引きずらないメンタリティは流石だった」
「試合を見ていないくせに何を適当なことを言っているねん」
「しかし、これでアメリカ対イランは盛り上がりそうだな」
「イングランドを引きずり落としたいウェールズの意地も楽しみだけどな」
「でも、イングランドとアメリカが本命だと思う。ただし、あれや、イングランドとの試合でアメリカがどんな内容になるかは大事な気がする」
グループC
「アルゼンチンは無敗と聞いていたけど、サウジアラビアに負けてしまった」
「お前らはメッシと写真を取りに来たのか!って激は良かったな」
「トルシエがジダンからサインを貰っていた過去を思い出すところで」
「アルゼンチンが復活するかどうか、サウジアラビアの健闘は続くのか?と言いたいところだが」
「メキシコもポーランドもなかなかやる」
「メキシコも猪突猛進型のイメージで、へんてこな可変式を使わずに真っ向勝負を挑んでくる」
「ポーランドものらりくらりと相手の攻撃を受け止めながら空中戦の的を受け入れているレヴァンドフスキを使いながら前進してくる」
「サウジアラビアがレヴァンドフスキを抑えられるかはなんとも言えない」
「メッシは抑えたやないか」
「確かにサウジアラビアのセンターバックとカンノは世界に通用しそうなところもある」
「でも、正統派のメキシコの前には沈黙しそうな気はする」
「アルゼンチンがポーランドとメキシコに2連勝できるかは怪しい。特にメキシコには、内容はボコボコにされそうな予感がある」
「それでもメッシなら何とかしてくれるやろ」
「というわけで、アルゼンチンとメキシコにしておく」
グループD
「フランス一択だな」
「最初になんとなく試合に入って、守備を修正して、がんがん殴り返すという」
「横綱相撲ではないだろうけど、かえって強さが浮かび上がる形となった」
「フランスは攻め残りを許しているようだけれど、相手がブラジルとかになればその様子も変わるだろうし」
「真の姿はまだ先だとしてもどのように守るかは興味深いな」
「シンプルにエムベパを下げればいいだけどな。デンベレは下がっているし」
「オーストラリアにいは頑張ってもらいたいが、次の相手はチュニジアである」
「日本の433を諦めさせたチームだな」
「デンマーク戦ではお互いにリスク・マネジメントが行き過ぎてべらぼうにレベルは高いけれど、エンタメ的にはどうなの?みたいな試合になっていた」
「デンマークもリスク・マネジメント型で前半はまったりしている」
「この両チームにフランスを相手に真っ向勝負を仕掛けてどうなるかは興味深いな」
「アジア予選で散々お世話になっているからな」
「のらりくらりとかわされそうな予感がしている」
「対戦相手順を考えると、2勝したフランスを相手にチュニジアが一死を報いそうな気がする」
「逆に言えば、デンマークはフランスとの勝負で明暗を分ける形になりそうだな」
「フランスとチュニジアにしよう」
グループE
「さて、日本のいるグループだが」
「日本がドイツを倒した横で、スペインがコスタリカに圧勝していた」
「得失点差を考えると、スペインはちょっとえぐいな」
「ただし、日本も最終戦にスペインを残していることは幸運だろうな」
「そういう意味ではドイツのリバウンド・メンタリティ次第か」
「2勝1敗で3チームが並んだ過去を知るものとしてはまだ何もわからないな」
「でもここは日本とドイツでいいやろ」
「ドイツやと?」
「いや、普通に考えれば日本とスペインで良いんだろうけど、ドイツ対スペインの殴り合いは何が起こるかわからないからな」
「テーマはドイツがスペインからボールを奪えるかどうかか」
「こちらも激戦必死やな」
グループF
「ここが地味に難しい」
「クロアチアは後ろに重たすぎて点が入るイメージがない」
「スタメンをいじらないとちょっと難しそうだよな」
「猪突猛進のカナダはベルギーの老練さにやられてしまったが」
「クロアチアとモロッコを跳ね返しそうなイメージはある」
「PKを止めたクルトワは流石すぎてびっくりしたな」
「ベルギーはリスク・マネジメント型のなかでも自分たちのできることしかやらない潔さがある」
「デ・ブライネをどのように解き放つかも考えられているし、前線の選手だけで攻撃を完結できるタレントも多い」
「優勝候補かは微妙だが、相手の強さを受け止める度量があることは優勝候補をなぎ倒していきそうな予感すらある」
「デ・ブライネはあいも変わらず仙人のようだったしな」
「というわけで、最大の注目はクロアチア対カナダ」
「この試合の勝者が勝ち抜けるだろうな」
「勝てば勝ち抜けるだろう、そりゃ」
「期待をこめてベルギーとカナダで」
グループG
「あと2つやな」
「ブラジルは問題ないだろうな」
「ブラジルもリスク・マネジメント型で」
「424と235を使い分けるえぐさを持つ」
「そして交代で入ってきた選手のノリがえぐい」
「無秩序感は強かったな」
「となると、スイス対セルビアか」
「カメルーンはちょっときつそうだったな」
「スイスからすればブラジルを相手にジャイキリを狙っているだろうから」
「スイス対ブラジルがどんな試合になるかは要チェックやろ」
「セルビアもカメルーンに勝てないと終わりだから」
「スイス対ブラジルが重要なことは変わらないか」
「個人的にセルビアに勝ち残ってほしい」
「ピクシーか」
「よって、ブラジルとセルビアにする」
「セルビアはFWがえぐいからな、全員同時に使ってほしい」
グループH
「ポルトガルがファンキーだった」
「ウルグアイは南米ノリだった」
「韓国はイケイケだった」
「ガーナは苦しそうだった」
「でもガーナも最後のキーパーの後ろに隠れる作戦が成功したら同点だったわけで」
「カンセロが冷静に突破されていたのは懐かしい気持ちになったな」
「それでもベルナルド・シウバとブルーノ・フェルナンデスが全部やるサッカーは強いやろ」
「就活中のクリロナも余計なことはせずにエリア内のプレーに集中させたらめんどくさいからな」
「ポルトガルが本命とは言え、韓国対ガーナが読めない」
「エグい殴り合いになりそうだな」
「殴り合いならソンフンミンがいる韓国に分がありそうなんだけど、ガーナもタレントは揃えている」
「激戦必死か」
「激戦必死の元ネタは何なのだろうな」
「生死をかけたまさに決闘でもいいけどな」
「ポルトガルとガーナで」
まとめ
グループリーグの第一節だからか、すでにトーナメントみたいな試合をするチームもあれば、エンジン全開で突撃するチームもあって面白い。交代枠の増加によってプランAの強化をするのか、プランBに切り替えるかなどなど、戦術の選択肢が広がっている気がする。もちろん、選手の質によっては、選手はいても選択肢はひとつしかない場合もある。
日本対コスタリカで日本がターンオーバーを実行すると報道があるように、コンディションを各チームがどのようにコントロールしていくかも追っていきたい。かつてのEUROでベストメンバーを出しっぱなしで勝ちまくったチームもあったと記憶している。
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