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【アジアカップ総括】森保JAPANについて本気出して考えてみた【多くの疑問と仮説だらけ】

   

「さて、今回は森保JAPANのアジアカップ並びに、カタール大会以後からアジアカップまでについて考えていきたい」

トーナメントにおける結果と運

「最初に結果や目標未達について考えていく」

「アジアカップの目標は優勝、、だったかもしれない」

「かもしれないなのか」

「個人的にチェックするの忘れたからな」

「ワールドカップのベスト8ほど大声で叫んでいた記憶はたしかにない」

「それはさておき日本はベスト8で終わった」

「でも、負けたのはイランだけどな」

「イランに負けたらベスト8でもいいのか?と言われると、何とも言えない気持ちになるな」

「もっと言えば、ベスト16が日韓戦の可能性があったのだろう?もしも、韓国に負けてベスト16で日本のアジアカップが終わっていたら目標未達でだめなのか!!というと」

「相手による、もっと言えば、負け方によるというところか」

「ワールドカップを例にとっても、ベスト16の決戦でどこと当たるか!は重要だろうし、仮にブラジルに負けたからベスト8にいけなかったので解任です!というのも」

「解任です!のほうが潔いが、やはりどんな負け方をしたか?が大事になってくるわけか」

イラン戦の負け方について

「では、肝心の日本の負け方について振り返っていくと」

「後半のイランの青森山田殺法の前に我慢の時間が続き、我慢の末の延長戦を見込んだらその前にとどめをさされた形となった」

「三笘、南野の登場は決められた采配だったから、良し悪しはほっておくとして」

「狙われた病み上がりの板倉周辺の手当をしなかったことで非難轟々となっている」

「解任に値すると言われればしょうがないような負け方となった」

アジアカップのノルマの代わりに

「では、森保監督が解任されそうか?というとそんな雰囲気はまるでない」

「そんな雰囲気がまるでないことはなぜなのか?と考えてみると」

「アジアカップにはノルマはなかったし、他に優先すべきことがあるという仮説になる」

「アジアカップよりも重視することが他にあるのか??というと」

「ワールドカップとパリ五輪だろうな」

「ザッケローニが吉田麻也を起用していることを投資と呼んだことがあるんだけど」

「懐かしい話題だな」

「実際にその投資は見事に回収されたので大成功になったわけで」

「森保さんも今回のアジアカップは投資だったというわけか」

「例えば鈴木の起用。重用してきたキーパーたちがすったもんだがありまして来られないことを利用した鈴木の経験値蓄積にアジアカップを利用した」

「細谷の初戦のスタメンも似たようなものだろうな」

「カタールワールドカップでは3バックによる死なば諸共、もしくは、細かいことはいいからマンツーマンで一人一殺の幕末思想で乗り切っていたけど」

「細けえことはいいんだよのマンマークが世界で流行っていることは別にして」

「どこかで守田が発言していたんだけど、結局のところ、3バックにしないと対応できないのは芸が無いみたいな」

「配置が噛み合わないなーからのマンマークは4種でもあるあるだからな」

「で、カタール以後の日本の試合を眺めると、3バックはほとんどやっていない」

「個人的に3バックでも4バックでも機能すればなんでもいいじゃん!派閥なんだけれど、4バックへの強いこだわりを感じる」

「なので、第二期森保JAPANの目標として、できる限り4バックで耐え忍ぶという考えがあるように感じる」

「4バックで耐えきれないなら、それを痛みとして成長していきましょうね!みたいな」

「本番では3バックに変えるけれどさ、みたいな」

「アジアカップでそれをやるんかい!という気はするけど、ワールドカップを見据えると、必要な試練と考えるのは育成年代あるあるのような気がする」

「日本代表は育成年代ではないけど、4年間解任されないことが決まっているならば、そういうやり方も可能となるというか」

「だって、本気でアジアカップに勝とうとするならば、チームで試合に出ている古橋、鎌田、田中碧は招集すべきだし、ゴールキーパーも権田たちも健在だし、何だったら大迫を呼べ!という話である」

失われたガチ感

「招集されたメンバー、実際のスタメンを見て、選手たちも指導陣がどれだけガチか!を感じるところだろう」

「初戦のスタメンを見れば、お試し感をどうしても感じてしまうところである」

「そんな雰囲気に敏感になった選手たちはこれまでの試合で見せてきたような献身性を売りにしたプレーが鳴りを潜めてしまう」

「このあたりは森保監督にとって誤算だったのではないかと」

「追試でイラン戦を連戦でやらせてみたら負けて帰ってくるのだからな」

「よって、怒りのチーム堂安をスタメンにしたら走る走る」

「なので、決勝トーナメント以降もチーム堂安がベースとなるみたいな」

「森保監督の生命線はとにかく選手をガチで走らせるところだと思っていて」

「走りすぎて魂が抜けていた東京オリンピックとか、第二期森保JAPANの親善試合での相手がドン引きするくらいのガチ感とか」

「それが消えてしまったことで色々狂ったのかなあと勝手に想像しておく」

第二期森保JAPANのロマンとは

「かつてラッパディア監督が酒井高徳を招集するけど試合に使わないことに毎回キレるという芸がありました」

「なんだその芸は」

「ドイツから長距離移動して試合に出ないなら呼ぶな!とラッパディアが叫んでも毎度呼ばれる酒井高徳」

「それだけ日本代表のガチスカが固定気味だったという過去のお話で」

「第二期森保JAPANのロマンは完全なターンオーバーでとにかく選手を起用しまくることだった」

「一応二次予選でもやっていたからな」

「その心はワールドカップ本大会では2チームがまじで必要だ!って反省からきていると思うのだけど」

「ラージグループの形成を何よりも優先していたのに、アジアカップでは、あれーーーーという感じで」

「ガチ感が失われたことで方向転換した説が仮説となるけれど、このあたりは興味深いな」

「アジアカップでもそういうことをすると多いに期待していたのだけど、実際は走れる選手を使います!に落ち着いてしまったからな」

「このあたりは残念無念というところで」

「健康な選手も少なそうだったからな」

ボトムアップの濃淡について

「第一期森保JAPANを思い出してみると、最終予選以後は[433]を継続しながら守田と田中碧の代役を探していたと記憶している」

「柴崎、原口、久保などがインサイドハーフにチャレンジしていたけど、守田中の設計図を忠実に再現していたからな」

「結果して頓挫するけれど、このあたりは戦術のベースがあり、それにみんなが従っているように見えた」

「カタールワールドカップが終わると、そういった設計図を捨ててときには謎なチャレンジをしながらも、まずは各々の個性を発揮しながらラージグループの形成を目指しているように見えた」

「なので、第二期森保JAPANの特徴は積み上げよりも経験である。段々と[433]が上手くなっていくねを最終予選とすると、第二期の親善試合は試合に多くの選手が出ながら最低限のベースを共有していこうねと」

「最低限のベースとは何か?というと、ミドルプレッシングとカウンター、高速トランジション」

「親善試合はできることを増やす場と考える相手に得意技で喜々として仕掛ける日本はガチ感の塊みたいだった」

「最終予選で柴崎から守田中に変えたり、本大会で5バックを突然に採用したりと明らかなトップダウンも見られることが森保さんの特徴でもある」

「一方で何もしない試合は何もしない。むしろ、選手たちで解決できるかなと見守っていることも多い」

「イラン戦に限っては4バック縛りとその状況では解決策がなかったのかもしれんけどな」

「3バックでのボール保持を全然評価していないっぽいのはよくわかんないんだけど」

「選手が自発的に動き問題を解決し、試合後に嬉しそうにしていたこともあったけどな」

「リヴァプールの外切りプレッシングとか、フランクフルトの[523]とか、ビルドアップのブライトンとか」

「このあたりはボトムアップで採用された雰囲気は満載だな」

「やってみて良ければ採用すればいいし、だめならやらなければいいし」

「ハリルホジッチのときは原口元気による5バック化とか勝手にやっているイメージだったけど」

「今の選手はそこまでの変化は行わないもんな」

「ただ、守田中の設計図を他の選手にも実行させたこともあれば、第二期森保JAPANのようにフリーでどうぞにまた戻ってきていて」

「アジアカップでは相手の研究をしているけど、その対策は特になし感が強くて」

「振り出しに戻る感があるのは少し残念というか。また、これをやらないといけないのか、みたいな」

「ロングボール対策で遠藤を下げる形もやったりやらなかったりだったからな」

「あの不安定感がチームの決まりごとまでにはなっていない感を強く実感させるところで」

「世間が言われているほどにボトムアップ感もないし、トップダウン感もないし」

「ピッチで選手が感じていることが一番大事というのは間違ってないし」

「ただ、相手への対策や自分たちがやるべきことの濃淡が試合ごとに異なりすぎるので」

「なんだか、よくわからんなという感想に落ち着くわけです」

お前はどう思うんだ、お前は

「日本代表の監督の経験は意外と引き継ぎがされていないと最終予選のオマーン戦後に森保監督が言っていて」

「協会に蓄積されたノウハウ、、会場選びとか、コンディション調整とか、、、を無にするのはもったいないことも事実なわけで」

「だから、森保監督が次のワールドカップでも監督をする気持ちはわかる一方で」

「親善試合は自分たちのできることを増やし、公式戦ではガチにいってほしいなという希望もあります」

「でも、ターンオーバーしまくることもロマンなので」

「それはそれで楽しい日々でしたと」

「個人的にチームは監督の自由なので」

「スーパードライな自分は監督は誰でも構いません」

「東京オリンピックまでは森保監督では駄目かなと正直に思っていましたけど」

「守田中の重用から積み上げがなされるようになって」

「これならありか、と思ったことも事実です」

ひとりごと

「実は森保JAPANについて本を書いたのだけど」

「あの経験でわかったことは」

「やらないにはやらないなりに理由がある、でした」

「というわけで、なんでこれをしなかったのかと考えるのではなく、なぜやらなかったのかと考えたほうが」

「真実っぽいことに近づけます」

「というわけで」

「さあ、みんなで考えよう」

「チャンピオンズリーグをみながら(・∀・)」

 - 森保×日本代表